この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
ベッドで寝るときに必ず必要になるのがベッドパッド。
最も大きな役割は「汗を吸い取り、マットレスの汚れを防ぐこと」です。
そのため「洗濯できる」というのは必須条件。
そしてベッドパッドは中身の素材も様々で、正直どこがどう違うのかよくわからなくないですよね?
ポリエステルやコットン(綿)、リネン(麻)、ウール(羊毛)、それ以外にも科学的な人工素材など多く存在し、それぞれ特徴が異なります。

この特徴を理解できると選ぶポイントがわかりますよ
この記事では洗濯できるのは大前提。
素材ごとの特徴を元に、おすすめのベッドパッドを5つご紹介いたします。
- ベッドパッドが必要な3つの理由
- ベッドパッドの素材ごとの特性
- 1万円以下のおすすめベッドパッド3選
- ハイスペックな高機能ベッドパッド2選
ベッドパッドは洋服でいうところの「肌着や下着」にあたります。
下着選びも吸汗性や速乾性、伸縮性や肌触りは重要なポイントですよね。
ベッドパッドは快適な睡眠環境をつくるための必須アイテムですので、正しい知識で自分の用途に合ったものを選びましょう。

家具・インテリア販売歴14年の現役販売員
JIN
40代の現役家具販売員。 見てきたマットレスは300種類以上。 シモンズユーザー歴7年2枚目。 実務と使用経験の両視点から「快眠のための知識」「失敗しない選び方」、「お得に買う方法」「ちょっとマニアックな商品解説」などを包み隠さず本音で解説します。
menu
ベッドパッドに求められる3つ機能


ベッドパッドって汗取りのためじゃないの?

それも1つですが他にも重要な役割があるんです
ベッドパッドに求められる機能は主に3つ。
- 快眠環境を整える機能
- 調湿機能・保温機能
- 汚れ防止・耐久性UP
順番に解説していきます。

人が最も快適に睡眠ができる環境は以下のように言われています。
室温(春~夏) | 26~28℃ |
室温(秋~冬) | 16~19℃ |
寝床内温度(布団の中) | 33℃前後 |
湿度 | 50%前後 |
春夏と秋冬で室温が異なるのは睡眠時の衣服や寝具が異なるためです。
人は入眠から2~3時間かけて体温を下げようとし、その際約200mlの汗をかくと言われています。

その汗を吸収するのがベッドパッド。
寝汗による湿気を吸湿し、あまり汗をかかなくなった睡眠後半に溜まった湿気を放湿します。
この調湿機能が高い素材を選ぶことで、適切な湿度50%前後を維持できるようになります。
ベッドパッドに求められる機能1つ目は、寝汗による湿気を吸収・放湿し快眠環境を整えることです。
先述の通りベッドパッドの大きな役割は吸湿・放湿し、湿度調整することです。
この吸湿・放湿性能はベッドパッドの素材によって異なります。
吸湿・放湿性能が低いと蒸れて寝苦しくなったりと快適な睡眠環境は得られません。
以下はベッドパッドの中綿素材別の比較表です。
中綿素材 | 吸湿性 | 放湿性 | 弾力 | 価格 |
---|---|---|---|---|
ポリエステル | ||||
綿(コットン) | ||||
麻(リネン) | ||||
羊毛(ウール) |
【ポリエステル】

ポリエステルは価格が安く、寝心地もよいため人気の素材です。
しかし目に見えない吸湿放湿性は決して高くありません。
湿度の高い夏場は特に蒸れやすいため、側生地がメッシュ素材のものを選びましょう。
【綿(コットン)】

綿(コットン)は吸湿性に非常に優れた素材。
肌触りもよく、肌着や寝具など肌に直接触れる素材としての用途が多いです。
放湿性がやや低いため、洗濯後の乾きが少し遅いのが難点ですが、優秀な素材です。
【麻(リネン)】

麻(リネン)は吸湿・放湿性にとても優れた素材です。
ざっくりした生地感で通気性も良く、春~夏にかけて特におすすめです。
ベッドパッドというより直接触れる敷パッドが多いです。
生地のクッション性や伸縮性はあまり高くないので、ソフトな寝心地のマットレスには相性がよくありません。
【羊毛(ウール)】

天然素材としては最もベッドパッドに適した素材が羊毛(ウール)。
吸湿・放湿機能はもちろん、弾力性、防汚性、抗菌性も高いです。
価格は他の素材より高めですが、手ごろなものなら1万円以下から購入できます。
中には洗えないウールベッドパッドもあるので注意が必要です。

この記事で紹介するのはすべて洗えます

最もイメージしやすい役割が、汗などの汚れがマットレスに直接付くのを防ぐことです。
マットレスは一部を除きほとんどが洗ったり、干したりできません。
そのため衛生的な環境を保つ上で、汗や汚れの付着を防ぐベッドパッドは必須と言えます。
そして意外と知られていないもう一つの効果が、マットレスの耐久性upです。
汗などの雑菌の原因をマットレスに付着させないことで、側生地やウレタンの劣化を軽減します。
厚みと弾力性があるベッドパッドならマットレスへの負担も和らげ、ヘタリ軽減効果も期待できます。
- ベッドパッドは快眠環境を整えるのに重要(調湿効果)
- マットレスの汚れ防止・劣化予防効果もある
- 吸湿・放湿性の高い素材・加工の商品を選ぼう
安くて手軽!洗濯できるおすすめベッドパッド3選
それではおすすめベッドパッドを見ていきましょう。
この項目では価格が1万円以下でコスパ抜群なベッドパッド・敷パッドを紹介します。
その名の通り除湿・消臭機能に優れた洗濯できる敷パッドです。
外側生地は綿100%の敷パッドなので、肌触りが良く直接寝てもOK。
見た目が気になる場合はシーツの下に敷き、ベッドパッドとして使用できます。
高機能シリカゲルを内蔵することで、高い除湿機能、消臭機能を誇ります。



もちろん洗濯可能で、繰り返し使用できます。
公式サイトのレビュー(ページ下部)も★4.47と高評価。
解説動画もあり、とてもこだわりが詰まった商品だということがうかがえます。
サイズ展開は以下の通り。
サイズ展開(cm) |
---|
シングル約100×205 |
セミダブル約120×205 |
ダブル約140×205 |
クイーン約160×205 |
ワイドキング約200×205 |
Sサイズ5,681円~という価格のわりにベッドパッドの必要な機能性を高いレベルで備えたコスパ抜群のベッドパッドです。

洗い替え用で2枚あると便利です
価格は少し上がりますが、機能性は同じでピンク・ブルーもあります。

吸湿性・放湿性・保温性に優れたウール100%のベッドパッドです。しかも日本製。
側生地も吸湿性にすぐれた綿100%のブロード生地。
サラッととした肌触りに高級感のあるマットな光沢があります。

サイズ展開は以下の通り。
サイズ展開(cm) |
---|
シングル約100×200 |
セミダブル約120×200 |
ダブル約140×200 |
クイーン約160×200 |
キング約180×200 |
ロングサイズ展開もあります。
サイズ展開(cm) |
---|
シングルロング約100×210 |
セミダブルロング約120×210 |
ダブルロング約140×210 |
クイーンロング約160×210 |
キングロング約180×210 |
ボリュームがありクッション性もよいため、寝心地も良くなります。
大きなサイズの場合、洗濯機に入らないケースもあるため、そんな場合はコインランドリーなどを利用しましょう。

頻繁に洗わないためにもシーツは着用必須です
ロングサイズはこちら。

中わたに国内有名繊維メーカー帝人の「 ウォシュロンECO」を使用したベッドパッドです。
側生地は肌触りが良い綿100%。
ウォシュロンECOとは中空繊維の3次元スパイラル構造の特殊繊維。

弾力と復元力が高く、通気性・保温性にも優れた繊維です。
何度洗ってもかさ高が減少しずらく長く使用できます。(10回の洗浄でもかさ高減少率は-2%)
ボリューム感を生かした電光キルトの弾力のある寝心地も気持ちよく、型崩れや、なか綿の偏り防止効果もあります。

Amazonでのレビューも512件で 【4.4】(8/8時点)とかなりの高評価。
「クッション性が良い」、「乾きが早い」などの口コミが多くみられます。
サイズ展開は以下の通りです。
サイズ展開(cm) |
---|
シングル約100×205 |
セミダブル約120×205 |
ダブル約140×205 |
クイーン約160×205 |
キング約180×205 |
ファミリー約200×205 |
価格は以下ショッピングサイトごとに変動します。
もちもちした独特な寝心地が癖になる使い勝手の良いベッドパッドです。
超快適!洗濯できる高機能ベッドパッド2選
ここからは少しお値段するけれど、睡眠を快適にしてくれる高機能なベッドパッドを紹介していきます。
ただの汚れ防止としての役割だけではなく、眠りの質をワンランク上のレベルへ引き上げてくれるベッドパッドです。

眠りを大切にしたい!こだわりたい人におすすめ!
サラッサラのベッドパッド、その名もサラフパッドです。
こんな悩みの方におすすめ。
- 寝汗をよくかく
- マットにムレや熱が帯びるのが不快
- エアコンを極力使用したくない
冷感素材ではなく、単純にパッド内部に空気の通り道を確保することで、圧倒的な通気性を実現しています。

もちもちした寝心地のソロテックス®、立体的に細かな繊維が起立したエアラッセルと寝具における高機能素材を惜しみなく採用。

寝心地と通気性を高い次元で両立した超高機能ベッドパッドです。

洗濯後の乾きも早いので洗い替えいらずです
サイズ展開はシングルからワイドキングまでの全7サイズと豊富。
サイズ展開(cm) | 価格 |
---|---|
シングル約100×205 | 29,700円 |
セミダブル約120×205 | 35,200円 |
ダブル約140×205 | 39,600円 |
ワイドダブル約150×205 | 47,300円 |
クイーン約160×205 | 50,600円 |
キング約180×205 | 53,900円 |
ワイドキング約200×205 | 59,400円 |

ワイドキングならシングル2台を1枚でカバーができます
オールシーズン快適ですが、湿気の多い梅雨時期から秋までは特におすすめなベッドパッドです。
\送料無料/

日本の一流ベッドメーカーフランスベッド製。
ベッドパッドに求められる機能をすべて高いレベルで持ち合わせた超高機能パッドです。

モイスケア®という特殊繊維をなか綿に使用しているのが最大のポイント。
モイスケアは、綿、ナイロンの約7倍という高い吸湿性を備え、また環境条件により吸放湿(呼吸)を長期的に繰り返し、吸湿時には吸着熱を発生するという、ユニークな性能を持ったアクリレート系繊維です。
EXLANホームページより
そのため夏はサラッと、冬はぽかぽかとオールシーズン快適です。
さらに立体構造の旭化成アドバンス「フュージョンⓇ」を使用。

通気を確保し体圧分散性・耐久性にも優れた最新技術です。

リバーシブルなので、夏はメッシュ面を上にするとより快適にできます。

洗濯後の乾きも最速クラス
オールシーズンメッシュパッドは快眠のために最新技術を駆使して開発された「快適さ」、「使い勝手」、「寝心地」が揃った最高クラスのベッドパッドです。
ベッドパッドで快眠環境を手に入れよう

解説してきた通り、ベッドパッドは快眠においてとても重要なアイテムです。
あまりその重要性を理解されず、なんとなく安いものを選ばれる方がとても多く感じます。
今までとくにこだわらずに選ばれてきたのなら、ベッドパッド1つ変えることで快眠環境が手に入る可能性は高いです。
是非この記事を参考に予算にと用途に合わせたベッドパッドを選んでいただければ幸いです。
ベッドパッド以外にもおすすめマットレスも紹介しています。
以上、洗濯できるおすすめベッドパッド5選の解説でした。