【プロ厳選】洗えるおすすめベッドパッド6選。安くてコスパ抜群なものから高機能パッドまで紹介

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ベッドで寝るときに必ず必要になるのがベッドパッド。

最も大きな役割は

汗を吸い取り、マットレスの汚れを防ぐこと

そのため「洗濯できる」のは必須条件です。

しかしそれ以外にも意外と知られていないのが、寝心地温度と湿度管理マットレスの耐久性に対する役割。

機能性が高いベッドパッドを選ぶことであなたが想像している以上に睡眠環境は改善します。

ベッドパッドは素材も様々で

  • ポリエステル
  • コットン(綿)
  • ウール(羊毛)
  • リネン(麻)
  • 特殊繊維

など多く存在し、どの素材のベッドパッドを選ぶかによっても睡眠環境は変わります。

素材の特徴を理解すると選ぶポイントがわかります。

この記事では洗濯できるのは大前提。

素材ごとの特徴を元に、安くてコスパ抜群なおすすめのベッドパッド高いけど高機能なおすすめベッドパッドを全部で6つご紹介いたします。

この記事でわかること

ベッドパッドは衣類でいうところの「肌着や下着」。

下着選びも吸汗性や速乾性、伸縮性や肌触りは重要なポイントです。

マットレスや敷布団と同様に快適な睡眠環境に必要な重要アイテムですので、正しい知識で自分の用途に合ったベッドパッドを選びましょう。

この記事の著者

家具・インテリア販売歴14年の現役ベッドアドバイザー

JIN

Profile

40代の現役家具販売員。 見てきたマットレスは300種類以上。 シモンズユーザー歴7年2枚目。 実務と使用経験の両視点から「失敗しない選び方」、「お得に買う方法」「ちょっとマニアックな商品解説」などを包み隠さず本音で解説します。

最近ではベッドパッドとシーツが一体型でベッドメイクが1度で済む「ボックスパッド」も大人気。

洗濯や付け替えが面倒な方におすすめな時短アイテムです。

【プロ厳選】ベッドパッド一体型シーツ「ボックスパッド」人気おすすめ4選!敷きパッドとの違いは?

ベッドパッドに求められる3つの機能

まずはベッドパッドに求められる3つの機能について解説します。

ベッドパッドって汗取りのためじゃないの?

それも1つですが他にも重要な機能があるんです

ベッドパッドに求められる機能は主に3つ。

ベッドパッドが必要な理由
  • 快眠環境を整える機能
  • 調湿機能・保温機能
  • 汚れ防止・耐久性UP効果

順番に解説していきます。

①快眠環境を整える機能

人が最も快適に睡眠ができる環境は以下のように言われています。

室温(春~夏)26~28℃
室温(秋~冬)16~19℃
寝床内温度(布団の中)33℃前後
湿度50%前後

春夏と秋冬で室温が異なるのは睡眠時の衣服や寝具が異なるためです。

人は入眠から2~3時間かけて体温(深部体温)を下げようとし、その際約200mlの汗をかくと言われています。

その汗を吸収するのがベッドパッド。

寝汗による湿気を吸湿し、あまり汗をかかなくなった睡眠後半に溜まった湿気を放湿します。

この調湿機能が高い素材を選ぶことで、適切な湿度50%前後を維持できるようになります。

特に溜めた湿気を外に出す放湿機能の高さが重要です。

ベッドパッドに求められる機能1つ目は、寝汗による湿気を吸収・放湿し快眠環境を整えることです。

②調湿機能・保温機能

先述の通りベッドパッドの大切な役割は吸湿・放湿し、湿度調整することです。

この吸湿・放湿性能はベッドパッドの素材によって異なります。

吸湿・放湿性能が低いと蒸れて寝苦しくなったりと快適な睡眠環境は得られません。

ベッドパッドの素材別機能比較

以下はベッドパッドの中綿素材別の比較表です。

中綿素材吸湿性放湿性弾力価格
ポリエステル普通悪い良い安い
綿(コットン)とても良い普通良い普通
麻(リネン)とても良いとても良い普通普通
羊毛(ウール)とても良いとても良いとても良い高い

簡単ですがそれぞれの特徴を見ていきましょう。

ポリエステル

ポリエステルは価格が安く、寝心地もよいため人気の素材。しかし目に見えない吸湿放湿性は決して高くありません。

ベッドパッドでは吸湿しきれず、マットレスまで湿気が達してしまう可能性が高いです。

湿度の高い夏場は特に蒸れやすいため、ベッドパッドの中材としてはおすすめしません。

価格の安さからお子様や男性の使用が多いですが、どちらも汗をかきやすく相性もよくありません。

選ぶ場合は側生地がメッシュ素材のものを選びましょう。

綿(コットン)】

綿(コットン)は吸湿性に非常に優れた素材。

肌触りもよく、肌着やシーツなど肌に直接触れる素材としておすすめです。

放湿性がやや低いため、洗濯後の乾きが少し遅いのが難点ですが、優秀な素材です。

植物天然素材なため肌がデリケートな方や羊毛(ウール)が苦手な方に最適です。

麻(リネン)

麻(リネン)は吸湿・放湿性にとても優れた素材。

ざっくりした生地感で通気性も良く、春~夏にかけて特におすすめです。

生地のクッション性や伸縮性は高くないため、ソフトな寝心地のマットレスやフィット感を求める方には相性がよくありません。

ベッドパッドというより肌に直接触れる敷きパッドとしての用途が多いです。

ベッドパッドと敷きパッドの違い

明確な定義はありません。一般的にはベッドパッドはマットレスの上、シーツの下に敷き主な機能は汚れ防止。敷パッドは直接肌に触れる一番上に敷き、冷感素材やボア素材などさわり心地に重点が置かれます。基本的には調湿効果はない製品がほとんどです。

羊毛(ウール)

天然素材としては最もベッドパッドに適した素材が羊毛(ウール)

吸湿・放湿機能はもちろん、弾力性、防汚性、抗菌性、復元力も高い素材です。

価格は他の素材より高めですが、手ごろなものなら6,000円台から購入可能。

ウールの産地や内容量、混合比率によって品質や価格が異なります。

英国、フランス、オーストラリア、ニュージーランドなどが有名な産地。できればウール100%がおすすめです。

中には洗えないウールベッドパッドや、あまりに低価格なものは洗浄がしっかりされておらず臭いが出るものもあるので注意しましょう。

この記事で紹介するのはすべて洗えます。

③汚れ防止・耐久性UP効果

最もイメージしやすい機能が、汗などの汚れがマットレスに直接付くのを防ぐことです。

マットレスは一部を除きほとんどが洗ったり、干したりできません。

そのため衛生的な環境を保つ上で、汗や汚れの付着を防ぐベッドパッドは必須と言えます。

そして意外と知られていないもう一つの効果が、マットレスの耐久性up

汗などの雑菌の原因をマットレスに付着させないことで、側生地やウレタンの劣化を軽減します。

また湿気をマットレス内部まで到達させないことで、コイル劣化(さびなど)も軽減してくれます。

厚みと弾力性があるベッドパッドならマットレスへの負担も和らげ、ヘタリ軽減効果も期待できます。

ポイントまとめ
  • ベッドパッドは快眠環境を整えるのに重要(調湿効果)
  • マットレスの汚れ防止・劣化予防効果もある
  • 吸湿・放湿性の高い素材・加工の商品を選ぼう

安くてコスパ抜群!おすすめベッドパッド3選

それでは洗えるおすすめベッドパッドを見ていきましょう。

この項目では価格が1万円以下でコスパ抜群なベッドパッド・敷きパッドを紹介します。

①快眠タイムズ 除湿・消臭敷きパッド

その名の通り除湿・消臭機能に優れた洗濯できる敷きパッドです。

外側生地は綿100%の敷きパッドなので、肌触りが良く直接寝てもOK。

見た目が気になる場合はシーツの下に敷き、ベッドパッドとして使用可能なめずらしいパッドです。

高機能シリカゲルを内蔵することで、高い除湿機能消臭機能を誇ります。

出典:快眠タイムズホームページ

もちろん洗濯可能で、繰り返し使用できます。

公式サイトのレビュー(ページ下部)も★4.47と高評価。解説動画もあり、とてもこだわりが詰まった商品だということがうかがえます。

ただし厚みは薄くクッション性が低いのはデメリット。

寝心地が良くなったりマットレスの耐久性を上げる効果は期待できません。

快眠タイムズ 除湿・消臭敷きパッドは睡眠環境に必要な除湿・消臭、肌触りに特化した敷きパッド(ベッドパッド)。

汗をかきやすい男性や臭いが気になる方には特におすすめです。

サイズ展開は以下の通り。

サイズ展開(cm)
シングル約100×205
セミダブル約120×205
ダブル約140×205
クイーン約160×205
ワイドキング約200×205

Sサイズ5,980円~という安くて手の出しやすい価格のわりにベッドパッドの必要な機能性を高いレベルで備えたコスパ抜群のベッドパッドです。

公式ページで確認する

価格は少し上がりますが、機能性は同じでピンク・ブルーもあります。

色違いはこちら

②洗えるベッドパッド ウール100%日本製

安くてコスパ抜群なベッドパッド2つ目は洗えるウール100%の日本製ベッドパッドです。

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素材の項目でも解説した通り、天然素材としては最もベッドパッドに適した素材が羊毛(ウール)

吸湿・放湿機能はもちろん、弾力性防汚性抗菌性復元力も高い素材です。

側生地も吸湿性にすぐれた綿100%のブロード生地。

ウールの持つ吸放湿性を損なうこともなくサラッととした肌触りに高級感のあるマットな光沢があります。

出典:Amazon

サイズ展開は以下の通り。

サイズ展開(cm)
シングル約100×200
セミダブル約120×200
ダブル約140×200
クイーン約160×200
キング約180×200

ロングサイズ展開もあります。

サイズ展開(cm)
シングルロング約100×210
セミダブルロング約120×210
ダブルロング約140×210
クイーンロング約160×210
キングロング約180×210

ボリュームがありクッション性もよいため、寝心地も良くなります。

大きなサイズの場合、洗濯機に入らないケースもあるため、そんな場合はコインランドリーなどを利用しましょう。

頻繁に洗わないためにもシーツは着用必須です。

寝具の老舗メーカーが国内で生産した高品質なウール100%ベッドパッドが6000円台で購入可能ということで、まさに老若男女すべてにおすすめできるコスパ抜群なベッドパッドです。

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ロングサイズはこちら。

③安眠工場 ウォッシャブル敷パッド 電光キルト

中わたに国内有名繊維メーカー帝人の「 ウォシュロンECO」を使用したベッドパッドです。

側生地は肌触りが良い綿100%。

ウォシュロンECOとは?

ウォシュロンECOとは中空繊維の3次元スパイラル構造の特殊繊維。

出典:Amazon.co.jp

弾力と復元力が高く、通気性・保温性にも優れた繊維です。

何度洗ってもかさ高が減少しずらく長く使用できます。(10回の洗浄でもかさ高減少率は-2%)

ボリューム感を生かした電光キルトの弾力のある寝心地も気持ちよく、型崩れや、なか綿の偏り防止効果もあります。

出典:Amazon.co.jp

Amazonでのレビューも512件で 【4.4】(4/10時点)とかなりの高評価。

「クッション性が良い」、「乾きが早い」などの口コミが多くみられます。

サイズ展開は以下の通りです。

サイズ展開(cm)
シングル約100×205
セミダブル約120×205
ダブル約140×205
クイーン約160×205
キング約180×205
ファミリー約200×205

価格は以下ショッピングサイトごとに変動します。

もちもちした独特な寝心地が癖になる使い勝手の良いベッドパッドです。

超快適!洗える高機能ベッドパッド3選

ここからは少しお値段するけれど、睡眠を快適にしてくれる高機能なベッドパッドを紹介していきます。

ただの汚れ防止としての役割だけではなく、眠りの質をワンランク上のレベルへ引き上げてくれるベッドパッドです。

眠りを大切にしたい!こだわりたい人におすすめ!

①サラフパッド ドライプレミアムホワイト3層

サラッサラのベッドパッド、その名もサラフパッドです。こんな悩みの方におすすめ。

  • 寝汗をよくかく
  • マットにムレや熱が帯びるのが不快
  • エアコンを極力使用したくない

冷感素材ではなく、単純にパッド内部に空気の通り道を確保することで、圧倒的な通気性を実現しています。

もちもちした寝心地のソロテックス®立体的に細かな繊維が起立したエアラッセルと寝具における高機能素材を惜しみなく採用。

寝心地と通気性を高い次元で両立した超高機能ベッドパッドです。

洗濯後の乾きも早いので洗い替えいらずです。

サイズ展開はシングルからワイドキングまでの全7サイズと豊富。

サイズ展開(cm)価格
シングル約100×20529,700円
セミダブル約120×20535,200円
ダブル約140×20539,600円
ワイドダブル約150×20547,300円
クイーン約160×20550,600円
キング約180×20553,900円
ワイドキング約200×20559,400円
*厚みは全て1.5cm

ワイドキングならシングル2台を1枚でカバーができます。

オールシーズン快適ですが、湿気の多い梅雨時期から秋までは特におすすめ!。寝心地と睡眠環境を劇的に改善してくれる最強ベッドパッドです。

②フランスベッド 羊毛メッシュベッドパッド 

2つ目におすすめするのは日本の代表的なベッドメーカー「フランスベッド」の羊毛メッシュベッドパッドです。

素材の項目でも解説した通り、ベッドパッドの中材としては最も優秀なのが羊毛(ウール)です。

羊毛(ウール)の特徴

吸湿・放湿機能はもちろん、保温性、弾力性、防汚性、抗菌性、復元力も高い素材です。

その羊毛でも最高品質と言われる英国産羊毛100%を使用。さらにリバーシブルで裏面はメッシュに。

夏はメッシュ側、春秋冬はブラウンの通常面を使用することでオールシーズン快適な睡眠環境を整えてくれます。

また片面メッシュ素材なため通気性もよく、洗濯後の乾きが早いのもうれしいポイントです。

サイズ展開も豊富で通常より長いロングサイズにも対応しています。

サイズ展開(cm)ロングサイズ
シングル97×195SL 97×205
セミダブル122×195SDL 122×205
ダブル140×195DL 140×205
ワイドダブル154×195WD 154×205
クイーン170×195QL 170×205
キング195×195KL 無し

ベッドの専門メーカーだけあって非の打ちどころがない最高クラスのベッドパッド。へたりにも強いため良いものを長く使いたい方におすすめです。

③フランスベッド オールシーズンメッシュパッド

出典:楽天市場

同じくフランスベッド製の高機能ベッドパッド「オールシーズンメッシュパッド」です。

通気性吸湿性放湿性防カビ性消臭性制菌加工とベッドパッドに求められる機能をすべて高いレベルで持ち合わせた超高機能パッド。

出典:楽天市場

モイスケア®という特殊繊維をなか綿に使用しているのが最大のポイント。

モイスケアとは?

モイスケアは、綿、ナイロンの約7倍という高い吸湿性を備え、また環境条件により吸放湿(呼吸)を長期的に繰り返し、吸湿時には吸着熱を発生するという、ユニークな性能を持ったアクリレート系繊維です。

EXLANホームページより

そのため夏はサラッと、冬はぽかぽかとオールシーズン快適です。

さらに立体構造の旭化成アドバンス「フュージョンⓇ」を使用。

出典:Asahkasei AUTOMOTIVE

通気を確保し体圧分散性・耐久性にも優れた最新技術です。

出典:楽天市場

リバーシブルなので、夏はメッシュ面を上にするとより快適にできます。

洗濯後の乾きも最速クラス!

オールシーズンメッシュパッドは快眠のために最新技術を駆使して開発された「快適さ」、「使い勝手」、「寝心地」が揃った最高クラスのベッドパッドです。

ベッドパッドで快眠環境を手に入れよう

解説してきた通り、ベッドパッドは快眠においてとても重要なアイテムです。

今までなんとなく安いものを選ばれてきたのなら、ベッドパッド1つ変えるだけで睡眠環境を大幅に改善できる可能性は高いと言えます。

是非この記事を参考に予算と用途に合わせたベッドパッドを選び、快眠環境を整えましょう。

ベッドパッドとシーツが一体型でベッドメイクが1度で済む「ボックスパッド」も最近では人気です。

洗濯や付け替えが面倒な方におすすめアイテムです。

【プロ厳選】ベッドパッド一体型シーツ「ボックスパッド」人気おすすめ4選!敷きパッドとの違いは?

ベッドパッド以外にもおすすめマットレスも紹介しています。

以上、洗濯できるおすすめベッドパッド6選の解説でした。