この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
快適な睡眠環境を整える上で必要不可欠なのがベッドパッドやシーツ。
睡眠中の汗や皮脂汚れなどがマットレスや敷き布団に付着するのを防ぐ役割があります。
衛生的な寝床を保つためにも定期的な洗濯が必要不可欠ですが、ベッドパッドやシーツの付け外しって結構面倒ですよね?
マットレスが重くて付け替えも一苦労だわ。
引っかけたゴムが外れたりイライラするよ。
そんな悩みや面倒を解決してくれるのがベッドパッド一体型ボックスシーツ。
その便利さから最近は「ボックスパッド」とも呼ばれ今人気と注目を集めている寝具です。
この記事では人気急上昇中のベッドパッド一体型ボックスシーツ「ボックスパッド」について詳しく解説します。
- ボックスパッドの特徴
- 敷きパッドとの違い
- ボックスパッドのメリット・デメリット
- おすすめのボックスパッド
ボックスパッドは洗濯や付け替えの時短にもなる便利アイテム。
素材や生地も豊富にありますので、是非この記事を参考にお気に入りの1枚を見つけていただければと思います。
家具・インテリア販売歴14年の現役家具販売員
JIN
40代の現役家具販売員。 見てきたマットレスは300種類以上。 シモンズユーザー歴7年2枚目。 実務と使用経験の両視点から「失敗しない選び方」、「お得に買う方法」「ちょっとマニアックな商品解説」などを包み隠さず本音で解説します。
menu
ベッドパッド一体型シーツ「ボックスパッド」
ボックスパッドといっても聞きなじみがない方も多いのではないでしょうか?
簡単に言ってしまえば「シーツとベッドパッドが1つになったもの」です。
ボックスシーツとはベッド用シーツのこと。ふちにぐるりとゴムがありマットレスをくるめるシーツです。
吸湿性が高いコットン(綿)素材が多く、汗や皮脂汚れなどがマットレスに付着するのを防ぐ役割があります。
一方ベッドパッドはボックスシーツの下に敷き、シーツで吸収しきれなかった汗や湿気を吸収するのが主な役割。
その他にも以下のような役割があります。
- 湿度調整
- 保温
- 耐久性UP
そしてボックスシーツの内側にベッドパッドを縫い付け一体化したのがボックスパッドです。
従来ボックスシーツとベッドパッドそれぞれを取り付け使用するのが一般的なベッドメイキング。
この2度の手間を1度でできるようにした画期的な寝具がボックスパッドです。
似たパッドで敷きパッドがあります。
敷きパッドとボックスパッドの違いは取り付け方と見た目です。
敷きパッドはふち4か所にゴムが付いていてマットレスの角に引っかけて使います。
一方シーツ一体型のボックスパッドはボックスシーツのように全体を包みます。
マットレスの側面やパッドのゴムが見えないためすっきりして見栄えがよいのが特徴です。
どちらも夏場はひんやりする接触冷感素材、冬場は暖かなボア素材などがあり、さわり心地や種類に大きな違いはありません。
ボックスパッドのメリット・デメリット
一見敷きパッドに比べボックスパッドは良いところばかりに感じますがデメリットも存在します。
ボックスパッドのメリット・デメリットを見ていきましょう。
シーツ一体型のボックスパッドのメリットは以下の3つです。
- 価格が安く経済的
- 洗濯・取り付けの手間が少ない
- 見た目がすっきり
【メリット①】価格が安く経済的
ボックスパッドは種類にもよりますがSサイズなら3千円台から購入可能。
ベッドパッドとボックスシーツを別々に購入する場合の約1/2~2/3程度の費用で済むため経済的にもメリットがあります。
【メリット②】洗濯・取り付けの手間が少ない
先にも解説した通り一般的なベッドメイキングはベッドパッドを取り付け後シーツで包みます。
普段付け替えを行う人なら共感いただけると思いますが、この作業結構手間がかかります。
パッドのゴムをマットレスの四つ角に引っかけ、その後ボックスシーツをマットレスの下まで入れ込む。
ベッドパッドとボックスシーツが一体型になったボックスパッドならこの手間が1度で済むため時短メリットがあります。
また洗濯も1枚だけ。
干す手間と場所も省スペースなのもメリットです。
【メリット③】見た目がすっきり
ボックスパッドは敷きパッドと違いマットレス全面を覆います。
そのためマットレス側面まで隠せて、パッドの固定ゴムが無いため見た目がすっきりと綺麗に仕上るメリットがあります。
2台分包めるボックスパッドなら画像のような広々したキングサイズのようなベッドメイキングも可能です。
反対にボックスパッドのデメリットは以下の3つです。
- 洗濯時にかさばる
- 高機能な製品が少ない
- リアル店舗での扱いが少ない
【デメリット①】洗濯時にかさばる
ベッドパッドとボックスシーツが一体になっているため洗濯時にかさばります。
特にダブルサイズ以上でボリュームがあるタイプの場合、家庭用洗濯機では入りきらない可能性もあるため注意しましょう。
【デメリット②】高機能な製品が少ない
ベッドパッドのように吸湿発散性に優れた高機能な素材の製品が少ないのがデメリットです。
- ウール(羊毛)
- リネン(麻)
- 人口ハイテク繊維 など
吸湿発散性が高いと蒸れたり熱がこもったりしずらくなります。
まだ市場として成熟していないため今後出てくる可能性は高いですが、現状はポリエステルやコットン(綿)など安価な反面、放湿性が低い素材の製品が多いです。
機能面や寝心地を重視の方はベッドパッドとシーツで対応しましょう。
おすすめベッドパッドは以下の記事でまとめています。
【プロ厳選】洗えるおすすめベッドパッド6選。安くてコスパ抜群なものから高機能パッドまで紹介【デメリット③】リアル店舗での扱いが少ない
大手ショッピングサイトでは商品数も多く選ぶことができますが、リアル店舗(小売店)ではあまり見かけません。
取り扱いがあっても素材やサイズ、カラーが1~2種類しかなく選ぶ余地があまりないのがデメリットです。
特にクイーンサイズ以上やシングル2台を一度に包めるツインベッドサイズなどは、リアル店舗ではまず取り扱いはありません。
人気ボックスパッドおすすめ4選
それではメリット・デメリットを踏まえた上でベッドパッド一体型ボックスシーツ「ボックスパッド」のおすすめ4選を紹介していきます。
蒸し暑い6~9月の季節には冷感素材のボックスパッドもおすすめ。
ひんやり冷感素材のいボックスパッドは以下から検索できます。
気温の下がる秋・冬向けには起毛やボア、蓄熱素材のボックスパッドがおすすめです。
以下から検索できます。
まず最初のおすすめは肌触りが良いタオル生地のボックスパッドです。
吸湿・吸水性も高いコットン100%の表面生地なため蒸れやすい梅雨時期~夏場には特におすすめ。
筆者もオールシーズンタオル生地を愛用しています。
シングル~キングサイズまでは全20色の圧倒的なカラーバリエーション。(ワイドキング・ファミリーサイズは10色)
複数枚持って気分や季節で変えると洗濯すら楽しくなるかもしれませんね。
サイズ展開も豊富でほぼすべてのサイズを網羅。クイーン・キング・ワイドキング・ファミリーサイズは量販店ではまず売ってないサイズです。
サイズ | |
---|---|
シングル | 約100x200x25cm |
セミダブル | 約120x200x25cm |
ダブル | 約140x200x25cm |
クイーン | 約160x200x25cm |
キング | 約180x200x25cm |
ワイドキング | 約200x200x25cm |
ファミリー | 約240x200x25cm |
大きなサイズは洗濯機の容量に注意です。
タオル生地は新品時は吸水性がいまいちなので一度洗濯してから使用すると風合い・吸水性が良くなりおすすめです。
モノトーンな雰囲気がオシャレなお手頃価格なボックスパッドです。
おすすめポイントは以下の6つ。
表面がピーチスキン加工という桃の表面のようなソフトできめ細やかな触り心地。もちろん丸洗いも可能で洗濯後の乾きが早いのもうれしいポイントです。
大人な雰囲気なモノトーンカラー(ホワイト・ライトグレー・ダークグレー)の3色展開。
表面の詰め物がよりずらいダイヤモンドキルトもモダンな雰囲気を醸し出しています。
特殊なセミシングルサイズ~シングル2台をまるまる包めるワイドキングまでサイズ展開も豊富です。
サイズ | |
---|---|
セミシングル | 約90x200x30cm |
シングル | 約100x200x30cm |
セミダブル | 約120x200x30cm |
ダブル | 約140x200x30cm |
クイーン | 約160x200x30cm |
ワイドキング | 約200x200x30cm |
値段も安くシンプルでオシャレ、洗い替えで複数枚購入にもおすすめのボックスパッドです。
おすすめボックスパッド3つ目は、リネン(麻)素材のボックスパッドです。
.水を吸いやすく、乾きやすい吸水性と速乾性に優れ天然の抗菌性もある素材。通気性がとてもよく寝具や衣類などに広く使われています。洗うたびに柔らかくなじんでいき、使うほど味わいが出るザックリとしたサラサラな生地感が特徴。
しわになりやすがそれもまた素材の味わいの1つ。
リネンの中でも高品質とされるフランスノルマンディー産のリネン(麻)を使用しています。
リネン(麻)=夏というイメージがありますが、吸湿速乾性に優れた素材なためオールシーズン快適に使用できる人気の素材です。
カラーも豊富で全7色。
サイズ展開は以下の通り。
サイズ | |
---|---|
シングル | 約100x200x25cm |
セミダブル | 約120x200x25cm |
ダブル | 約140x200x25cm |
クイーン | 約160x200x25cm |
リネン(麻)は染め上げた独特の風合いや素材感が人気のナチュラルテイストな雰囲気の素材。
さらに吸湿速乾性など寝具に必要不可欠な特性も持ち合わせています。
汗かきやムレるのが気になる方に特におすすめ。
この記事で紹介しているのはベルメゾン限定のボックスパッドですが、リネン(麻)素材のボックスパッドは種類も多いです。
以下のボタンからそれぞれのショッピングサイトでリネン素材のボックスパッドが検索できます。
中わたに抗菌・防臭性に優れた「ケミタック®β ECO」を採用したパッド一体型ボックスシーツです。
ふっくらとボリュームがある中わたなためクッション性があり寝心地も良くなります。
カラーはアイボリー1色のみ。サイズ展開は以下の通りです。
サイズ | |
---|---|
シングル | 約100x200x30cm |
セミダブル | 約120x200x30cm |
ダブル | 約140x200x30cm |
ワイドダブル | 約150x200x30cm |
クイーン | 約160x200x30cm |
キング | 約180x200x30cm |
中わたは特殊な抗菌防臭加工がされたポリエステルなので、丸洗いももちろん可能。
汗かきの方や成長期のお子さん(特に男の子)、加齢臭が気になる男性などに特におすすめなボックスパッドです。