高齢者に優しいベッドの選び方。寝起きしやすいおすすめベッドも紹介

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高齢化社会と言われる昨今、ご高齢者が敷き布団からベッドに変えられるケースが増えています。

一概にベッドと言っても一般的な普通のベッドから電動ベッド、畳ベッドなど様々。

電動リクライニングベッド
畳みベッド

さらには腰痛や疾患、体力や筋力の衰えなど高齢者ならではの悩みも。

これらを考慮すると高齢者目線の高齢者に優しいベッドの選び方が必要だと言えます。

つまり30代~50代のベッドの悩みや選び方と、高齢者のベッドの選び方は異なります。

この記事でのご高齢者は60代~70代電動ベッドや介護ベッドはまだ必要はなく、布団から一般的なベッドへの買い替えを想定しています。

この記事では高齢者が利用するベッドを選ぶ上でのポイントや注意点をわかりやすく解説いたします。

この記事でわかること
  • 高齢者に優しいベッドの選び方
  • ベッドにするメリット・デメリット
  • 高齢者におすすめのベッド(マットレス)
この記事の著者

睡眠・寝具インストラクター

杉本 拓真

スギモト タクマ

Profile

寝具、眠りのスペシャリスト。睡眠・寝具インストラクターの他、スリープアドバイザーや睡眠検定など眠りに関する多数の資格を保有。300種類以上の寝具を見てきた15年以上の実務経験、実際の製品使用体験の両視点から「失敗しない選び方」「ちょっとマニアックな商品情報」「お得に買う方法」までを包み隠さず本音で解説します。

著者プロフィールページ

睡眠は健康や日常生活の土台となるもの。

高齢者ご自身で選ばれるにせよ、ご家族がご一緒に選ばれるにせよ、正しい知識が重要です。

安全かつ使いやすいベッドで充実した毎日を手に入れましょう。

ベッドにするメリット・デメリット

まずは高齢者が布団からベッドに変えるメリット、デメリットを把握しましょう。

メリット、デメリットを理解するとベッド選びのポイントがわかります。

高齢者がベッドにするメリット

高齢者がベッドに変えるメリットは以下の4つです。

ベッドに変えるメリット
  • 座った姿勢から立ち上がれる
  • 好みの固さが選べる
  • 布団の折り畳みや上げ下ろしが不要
  • 干す手間が不要

①座った姿勢から立ち上がれる

ご高齢の方がベッドに変える最も大きなメリットが起き上がり、立ち上がりのしやすさです。

敷布団を畳やフローリングに敷いた場合、高低差のない床から立ち上がることになります。

筋力の衰えや関節、腰の痛みにより思うように立ち上がれないことも。

ベッドであれば椅子に腰かけるような姿勢から立ち上がることが可能になります。

「入院きっかけでベッドを利用したらとても楽だった」

そんな理由でベッドに変えられる方も多くいらっしゃいます。

ベッドの推奨の高さものちほど解説します。

また床より高い位置で寝ることで舞い上がった埃を吸い込みづらくなるメリットも得られます。

床から45cm程度までは埃の舞い上がりが多い高さ。

特にカーペットなどが敷かれていないフローリングは人が歩くだけで埃が舞い上がります。

寝る位置を高くすることは衛生的にも理にかなっていると言えます。

②好みの固さが選べる

ベッドは畳ベッドや折り畳みベッドを除き基本的にはベッドマットレスを利用します。

ベッドマットレスはソフト~ハードまで様々な固さが多く存在し、素材もコイル、ウレタン、エアウィーヴのようなファイバーなど様々。

自分の体格や好みに合わせたマットレスを幅広い商品・価格の中から選択できるメリットがあります。

敷布団の場合、その多くが厚さ8~12cm程度。

薄くて固めというより底付き感のある寝心地になってしまいます。

横向き時では肩・腰を圧迫し寝返り回数が増えるなどのデメリットも。

多くの種類の中から予算に合わせて好みの固さが選べ、体圧分散性にも優れてるのは大きなメリットの1つと言えます。

③布団の畳みや上げ下ろしが不要

ベッドの場合、基本的にはマットレスをベッドフレームに乗せっぱなしでOKです。

寝起きに畳んだり、上げ下ろしの手間がありません。

ご高齢になられるとこういった毎日の作業が思いのほか重労働。負担になります。

また布団を畳むことによる埃の舞い上がりもなくなり、健康面や衛生面でもメリットが得られます。

④干す手間が不要

基本的にベッドマットレスはベッドフレームに置きっぱなしが想定されて商品化されています。

布団のように干す必要はありません。

重量もSサイズ30kg以上あるものが多いため、無理にご高齢の方が干したり立てかけたりは控えましょう。

湿気や通気性が心配であればすのこのベッドフレームに乗せたり、除湿シートを敷くなどで対策可能です。

高齢者がベッドにするデメリット

反対にベッドに変えるにあたり考えられるデメリットは2つです。

ベッドに変えるデメリット
  • 常にベッドを置くスペースが必要
  • 布団の寝心地とは異なる
  • 重量がある

①常にベッドを置くスペースが必要

ベッドは折り畳みベッドを除けば基本的に置きっぱなしです。

シングルサイズであればお部屋に約「幅100cm×長さ200cm」程度のスペースが必要になります。

ただ普通に考えれば普段布団を敷いてるスペースにほぼ同じサイズのベッドを置くだけ。

特別広いスペースが必要というわけではありません。

しかし確実にベッドスペース(約100×200cm)がとられてしまうのがデメリットです。

チェストベッドなど収納付きベッド選ぶことでベッドスペースを有効活用することも可能です。

チェストベッド

普通のベッドに比べ高さもあるため立ち座りがしやすく高齢者にもおすすめです。

チェストベッドについては以下の記事で詳しく解説しています。

【大容量】引き出し収納付きベッドフレームおすすめ7選。チェストベッドの選び方やデメリットも解説

②布団の寝心地とは異なる

ご高齢者には敷布団の寝心地から買えたくないという方も多くいらっしゃいます。

スプリングマットレス、特にポケットコイル構造以外の場合は「揺れる・跳ねる」など布団とは異なった感覚がデメリット。違和感があるかもしれません。

オープンコイルは特に揺れや跳ねる感覚が強いコイル構造です。

「敷布団の寝心地からできれば変えたくない」

そんな場合は布団の寝心地に近い以下の3つの方法がおすすめです。

デメリット対策
  • ポケットコイル構造のマットレスを選ぶ
  • ノンコイル(ウレタン・ファイバー)構造のマットレスを選ぶ
  • 畳みベッドを選ぶ

どれも先に挙げた「揺れる・跳ねる」などのデメリットが少ない構造のマットレス。

布団の寝心地に近いマットレスが欲しい方へおすすめです。

ただし、上記素材でもあまりに安価なマットレスは粗悪品も多いため注意しましょう。

畳みベッドは直接布団を敷くので寝心地はそのままです。

それぞれの詳しい特徴説明はおすすめマットレスの項目で解説します。

③重量がある

ベッドマットレスは見た目からもわかるように厚みがあり重量があります。

ご高齢者の場合、シーツの付け替えやローテーション(前後・表裏の入れ替え)が大変になってしまうのがデメリットです。

ローテーションとは

ローテーションとはマットレスの頭↔足元、表↔裏(裏も使えるものに限る)を入れ替える作業。

負荷がかかる箇所をずらすことでマットレスを均一に消耗させ長持ちさせることができます。

3~6か月程度に1度行うのが推奨。

ローテーションは必須ではありません。ご夫婦やご家族で協力して行える場合は行いましょう。

またシーツ類の寝装品には「ボックスパッド」がおすすめです。

ボックスパッドとは最近注目を集めているシーツとベッドパッドが一体型になった寝具

洗濯や付け替えもこれ1枚で済むため手間や労力も軽減できます。

シーツやベッドパッドの付け替えは思いのほか重労働です。

ご高齢者でも負担が少ないボックスパッドはまさにうってつけの寝具と言えます。

最近は種類も豊富で「夏は接触冷感素材」、「冬はあったかボア素材」など使い分けることもできます。

若者からご高齢者にもおすすめできるボックスパッドは以下の記事で詳しく解説しています。

【プロ厳選】ベッドパッド一体型シーツ「ボックスパッド」人気おすすめ5選!敷きパッドとの違いは?

高齢者に優しいベッドの選び方

ベッドにするメリット、デメリットを踏まえた上で、高齢者に優しいベッドの選び方を見ていきましょう。

ベッド選びの前に…

高齢者がベッドを購入される際、ご家族がお手伝いをされることが多いかと思います。

大前提として、高齢者の方へ敬意をもって接しましょう。

言い方を変えれば「年寄り扱いしないこと

誰しも老化や体の衰えは訪れるもの。理解していても認めたくはないものです。

本人の意思をよくヒアリングし、尊重した上で使いやすいベッドを選択しましょう。

高齢者が利用するベッドを選ぶ上で以下の4点が特に重要です。

高齢者用ベッドを選ぶポイント
  • 安全性
  • 立ち座り、寝起きしやすい高さ
  • 踏ん張り、寝返りしやすい固さ
  • 衛生的、清潔が保てる

①安全性

ご高齢者に優しいベッドで最も重要視すべきは「安全性」です。

  • ベッドフレームやマットレスの耐久性は問題ないか?
  • 足元まわりがつっかかったりしないか?
  • ベッドフレームの角がとがっていたりしないか?

ベッドフレームは特に上記のポイントを確認し、安全性が高いものを選びましょう。

またご高齢者の場合、枕元に眼鏡や携帯電話、お薬やペットボトルなどが置ける宮付きベッドフレームだとより快適に利用できます。

反対に折り畳みベッドなどの簡易ベッドはおすすめしません。

耐久性に問題があったり、折り畳みに力やコツが必要だったり、指などの挟み込みの危険があるためです。

ご高齢者のベッドはまず安全性を確保した上で選びましょう。

②立ち座り、寝起きしやすい高さ

安全性の次に重視したいのが「立ち座り、寝起きしやすい高さ」です。

床からマットレス上までが45~58cm程度の高さが立ち座り、寝起きしやすい高さ

そしてベッドに腰掛けた際に、膝よりお尻が高い位置になる高さが理想的です。

たまに「寝てる最中に転落して危ないから高さが低いベッドがいい」という方がいらっしゃいますが、低い位置からの立ち上がりはとても大変です。

購入当初の元気なうちは立ち座り、寝起き出来ていても足腰は徐々に衰えます。

高さが原因で1、2年で買い替えにならないよう先を見越した商品選びをしましょう。

転落防止であればベッドガードの設置がおすすめです。

出典:Amazon.co.jp

マットレスとフレームの間に挟むだけで転落の危険性を軽減できます。

出典:Amazon.co.jp

手すりとして利用する場合は固定、もしくはズレ防止になっているベッドガードを選びましょう。

出典:Amazon.co.jp

③踏ん張り、寝返りしやすい硬さ

選ぶポイント3つ目は寝心地にも関わるマットレスの硬さです。

踏ん張りがしやすく、スムーズな寝返りが打てる比較的硬めなマットレスを選びましょう。

より具体的なポイントは2つ。

踏ん張り、寝返りしやすいポイント
  • ふちがしっかり硬い
  • 表面はソフト、中身は硬め

ふちがしっかり硬い

高齢者の方が利用するマットレスは全体的に硬め、なおかつふち(マットレスのはじ)が硬めのものを選びましょう。

マットレスの中には端のコイルが他より固めになっていたり、四方を固いウレタンで囲んでいたりと特殊な加工がされているものが存在します。

出典:日本最大級のベッド専門店 ビーナスベッド

ふちを硬めにすることで立ち上がりもしやすく踏ん張りも効きやすくなります。

またこのような加工のマットレスは全体的にも硬めの寝心地が多く、スムーズに寝返りを打てるようになっています。

寝返りがしやすい

寝返りは想像以上に筋力と体力を使います。ご高齢の方にとっては睡眠中の大きな負担に。

ただ硬いだけでは肩、腰が圧迫され逆に寝返り頻度が増加してしまい睡眠の質が低下します。体に負担を少なく寝返りが打つためには弾力性(押し返す力)の高いマットレスを選ぶ必要があります。

表面はソフト、中身は硬め

人間の体は肩、腰など凹凸があります。

ソフトな素材の方が凹凸にはフィットし圧迫も少ないですが、ソフトなだけでは寝返りや起き上がりがしにくくなってしまいます。

つまり体に触れる表面はフィット感のあるソフトな素材

そしてそれを支えるコイルなどベース部分は反発力の高い硬めの素材が理想です。

ご高齢者のマットレス選びは基本は硬めの寝心地、表面にはウレタンや綿が適度に入ったものがおすすめです。

④衛生的、清潔が保てる

最後のポイントは「衛生的、清潔が保てる」ことです。

人は加齢にともない体力と免疫力も低下します。

ご高齢者の場合特に配慮が必要です。

雑菌やウィルス、ダニやハウスダスト、カビなどが発生しにくい加工がされている寝具がおすすめです。

寝具にあると良い主な衛生加工
  • 抗菌加工(菌の増加抑制)
  • 制菌加工(菌の増加抑制・減少)
  • 防ダニ加工
  • 抗ウィルス加工
  • 防臭加工
  • 防カビ加工

全ての加工ではなくて良いのでいくつか上記の加工がされている寝具を選ぶと衛生的かつ日々のメンテナンスも楽になります。

特に制菌、防ダニ、防臭、抗ウィルスはご高齢者にあると良い加工です。

高齢者におすすめのベッドマットレス

上記の選び方のポイントを踏まえ、ご高齢者に優しいおすすめのマットレスをご紹介します。

高齢者用ベッドを選ぶポイント
  • 安全性
  • 立ち座り、寝起きしやすい高さ(45~58cm)
  • 踏ん張り、寝返りしやすい固さ
  • 衛生的、清潔が保てる

腰対策マットレス モットン

3最初におすすめするマットレスは腰への評判が良い高反発マットレス「モットン」です。

公式限定特典!90日間返金保証付き

基本情報は以下の通り。

基本情報モットン
タイプ薄型マットレス
価格44,800~68,800円
サイズ展開S・SD・D
素材高反発ウレタン
寝心地ミディアム

スーパーハード
返品保証期間90日+14日
最低利用期間90日
自己負担の有無返品送料負担
梱包必要

腰対策マットレス「モットン」はこんな人におすすめです。

モットンがおすすめな人
  • 腰に慢性的な悩みがある
  • 硬さを選びたい
  • 寝返りが多い

モットンの最大の魅力は体格や好みに合わせて選べる3種類の寝心地(硬さ)。

「ソフト」「レギュラー」「ハード」の3段階の硬さからご自身に合った硬さが選べます。

目安の体格もわかりやすく提案してくれているので失敗する可能性はかなり低いと言えます。

相性の良い体格目安
  • 45kg以下の方はソフト(140N)
  • 46〜80kgの方はレギュラー(170N)
  • 81kg 以上の方はハード(280N)

気になる返品保証期間は90日

90日経過後、合わなければ14日以内に返品が可能です。

返品イメージ
出典:モットン公式サイト

注意点は初期不良などを除き、90日間は返品できません

合わないからとすぐに返品はできません。

返金を受けないと次のマットレスが買えない場合などあらかじめ注意しておきましょう。

また返品送料は自己負担。送料の目安は当記事の注意点の項目でご確認ください。

返品時に梱包も必要なため、梱包材は捨てずに保管しておきましょう。

モットンの注意点
  • 返品できるのは受け取りから90日後の14日間
  • 返品送料は自己負担
  • 万が一の返品用に梱包材は保管

しかしながらモットンの実際の返品率は約2.7%。(2022年時点の情報)100人中97人以上は返品せずにそのまま使い続けていることからかなり満足度が高いことがわかります。

モットンは高い反発力に加え、体格に合わせた硬さにより腰や肩への負担を減らしたい方へおすすめなマットレスです。

詳しくは以下の記事で体験レビューと注意点をまとめています。

【知らないと後悔】モットンの評判と口コミの真相。腰痛持ちが使って分かった購入前注意点
モットンの最新クーポン・セール情報

セット割 2枚目以降5,000円OFF

1,000円OFFクーポンコード: mottonpso

クーポンコードをお申込みフォーム入力欄へ貼り付けてご利用ください。

クーポンコードの入力先を解説したスクリーンショット

公式限定特典!90日間返金保証付き

正しい選び方で失敗のないベッドを

ご高齢者に優しいベッドの選び方、そしてご高齢者におすすめなマットレスをご紹介してきました。

ご高齢者のベッド選びのポイントは以下の通りです。

高齢者用ベッドを選ぶポイント
  • 安全性
  • 立ち座り、寝起きしやすい高さ(45~58cm)
  • 踏ん張り、寝返りしやすい固さ
  • 衛生的、清潔が保てる

眠りへの投資は最高の自己投資

眠りが改善すると日々のパフォーマンスも改善します。

朝すっきり目覚められたら、それだけで幸せ感じませんか?

笑顔で「おはよう」と言えるようになります。

睡眠環境を整え、気持ちの良い朝の目覚めと充実した日々を手に入れましょう。

以上、高齢者に優しいベッドの選び方の解説でした。